授業のご紹介

授業内容

中医学基礎理論(講義)

中医学は基礎理論が大変重要です。鍼灸学や方剤学はもちろん、薬膳学、推拿学等を学ぶ上でも必ず理解しておかなければならにものです。当学院では、1年間1年次におよそ40~50時間の講義時間を設け、基礎理論を学んでいきます。理解を深めて頂くために毎回ご自宅での予習復習に役立つ課題も用意しています。

基礎理論講義内容
中医学の歴史中医学の哲学生体観念
陰陽論五行論
蔵象論気血津液論
病因病機論疾病予防及び治療原則
経絡経穴論(総論/各論)鍼灸理論
診断学

各々の基礎理論が臨床にどのように役立つのか詳細に解説します。

鍼灸実技(実習)

鍼灸においては、理論だけでなく熟練した手技が必須です。動物たちは人と違い治療に対して我慢はしてくれません。痛みを感じさせてしまったり、長時間拘束を必要とするような治療は効果が下がるばかりか治療の継続が困難になってしまいます。良い効果を上げるために、心地よく速やかに鍼灸を施せることが治療の成功の要です。
そのため当学院では必要な時間をかけ、刺鍼及び施灸の技術指導と経穴(ツボ)の取り方を覚えてもらいます。

実習犬を用いた臨床実技(実習)

犬を用いて実際に診断から治療までを行います。脉(みゃく)診・舌診・眼診といった中医学的な診察から始まり、治療後の脉(みゃく)の変化を診ることで、治療の成否を確認できるようになります。診断から治療終了まで、犬にストレスをかけず速やかに施述できるよう指導していきます。

臨床論(講義)

中薬学(生薬・方剤)の基礎理論から、臨床でよく使われる方剤の分析〜使用法までを、系統立てて解りやすく学びます。
臨床各論においては14疾病以上の様々な疾患に対する鍼灸治療法と方剤処方を併せて、より実践的で効果の高い治療学を学んでいただきます。

薬膳(講義・実習)

中薬講義を学んだ後に薬膳の講義が始まります。実際に薬膳調理にトライし、「医食同源」を身を以て体験してもらうことを目的としています。

学院長特別授業(講義・実習)

授業の合間に、学院長が治療学の心得から雑学まで、様々な角度で講義を行います。卓越した鍼灸治療・推拿治療・気功法を実際に見て体験することで、より深い学びに繋げます。

質問コーナー(講義)

授業の合間に、質問される様々な症例に対して経験豊富な講師陣が臨床に即した中医学的治療法をお答えしています。授業とは異なるカジュアルな場であるため質問も多岐に渡り、生徒からも好評を博しています。

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